映画『つ・む・ぐ』上映会のお知らせ

ドキュメンタリー映画

「つ・む・ぐ  織人は風の道をゆく 」

日本 | 2013 | テシタル | カラー | ステレオ | 3:4 | 98 分

    

「今を織りあげることから未来がはじまる。」

7年をかけ、タイ、中国、ラオス、日本各地に取材した

「いのちをつむぐ」映画。

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オートクチュールを手がける華やかな仕事を手放し、

タイに渡った服飾デザイナー、さとう うさぶろう。

病院の外科医を辞め、終末期の患者に寄り添う医療をはじめた医師、船戸崇史。

大手レコード会社との契約を解除し、土と共に生きることを決意した歌手、Yae

 何が彼らをそうさせたのか?

   そしてどこに向かおうとしているのか?

タイ東北部イサンの村人たちが織る布を軸にいのちの姿がつむがれてゆく。

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◎出演

さとう うさぶろう  服飾デザイナー  
ベルギーのブリュッセルでオートクチュールのデザインに携わる。その後エネルギーの高い布を求めてアジア諸国を巡る。タイにおいて求めていた布に出会ってからは、チェンマイに拠点を移し、手つむぎ、手織り、天然染めの布を使った「いのちが宿る服」づくりを続けている。

船戸 崇史  医師
様々な病院において主に外科の技術を習得する。しかし、自分のメスでは   ガンに勝てないと悟り、せめて在宅で最後を看取るお手伝いができたらと、「船戸クリニック」を開業。以来、西洋医学のみではなく、東洋医学、補完代替医療等を取り入れた診療を行っている。

Yae  歌手 
故藤本敏夫・歌手加藤登紀子の次女。家族と共に千葉県鴨川市にある、自然豊かな里山「鴨川自然王国」で、農を取り入れたスローライフを送る。ラジオのパーソナリティーや、テレビ出演等も務めながら、数々の歌の作詞作曲やライブを中心に活躍している。 

吉岡 敏朗  監督 シナリオ 撮影  
1956年 松江市出身。日本大学芸術学部で映画演出を学ぶ。卒業後はPRビデオ、テレビ番組、ドキュメンタリー等、様々な映像作品を監督・製作する。
<主要作品>
「飛龍山」カルロビバリ映画祭 CILECT優秀賞/ヴェネツィア映画祭 招待参加 ツール映画祭 シネクラブ賞「Human Mind  -日本IBM-」日本産業映画コンクール 奨励賞
「鉄人たちよ熱くなれ!-上海宝山製鉄所-」日本企業映像フェスタ 入選
「八束歳時記 -中海に浮かぶ島の記憶-」八束町閉町式にて記念上映     
「笑顔の道しるべ -平田大一と南会津の子どもたち-」文部科学省選定作品

ナレーション :  SHIORI    シナリオ & 撮影 : 吉岡 敏朗  編集 :  Apple of Eyes
音楽 : 木村 俊介  Yae  山本 公成  Ema & Esoh  弓削田 健介  中野 智香子  福井 幹  越田 太郎丸  渡辺 亮  稲葉 美和   瀬戸 龍介
音楽&録音 : 宮川 昭夫
書 : 山下 真有美    プレスデサイン : 石倉 仁一郎
協力 :  Usaato Siam  うさとジャパン  船戸クリニック  鴨川自然王国

 株式会社 アップル オブ アイズ

 

2013年 インドネシア 国際スピリチャアル映画祭ドキュメンタリー部門/佳作受賞
2014年 リッチモンド国際映画祭ドキュメンタリー部門/佳作受賞
2014年 ダラムサラ映画祭 公式参加作品

公式ホームページ
https://www.tsumugu-movie.com/

上映会要項

【日時】5月30日(月)18:30開場 19:00上映開始

【場所】札幌エルプラザ 大研修室
地図

【料金】ハチドリ会員1,000円 一般1,500円(当日お支払いください/釣り銭の無いようご用意お願いいたします)

【お申し込み】申込フォームより必要事項を記入の上お申し込みください。

【定員】50名 定員になり次第締切ります

【注意事項】※必ずお読みください※
◎ハチドリ会員の方は当日必ず会員証をお持ちください。受付にて提示の無い場合は一般扱いとなりますのでご注意ください。
◎託児はございません。幼児同伴の場合はドア近くにおすわりいただき、泣き声など周りの方へのご配慮をお願いいたします。
◎開始より15分以上遅れた場合は入場をお断りいたしますので、時間には遅れないようお願いいたします。
◎上映会修了後、監督を囲んでの懇親会を予定しております。『つ・む・ぐ』の撮影秘話や次回作への意気込みなど語っていただきましょう!詳細は別途お知らせいたしますので、参加希望の方はチェックボックスにチェックをしてお申し込みください。後日場所や料金などお知らせいたします。

 

アイヌ料理をつくるにあたって

NPO法人ハチドリ 代表理事 紀國雪子より

 

当NPO理事である石井ポンペ氏から「札幌にアイヌ料理を食べられる店が無いのはおかしい。君がここでやりなさい。」と言われたのは、大麻料理の店「ゆきはな」を休業してすぐでした。

それまでもポンペ氏と一緒に山に入っては山菜や木の実やきのこを採り、沼に入って菱の実を採り、鹿肉や鮭が手に入れば、またその調理法や食べ方を学んで来ましたが、「和人である私」が「アイヌ料理」として料理を作ってひとに出すということはかなり気が引けました。
疲れてやめた飲食店を再開するのも、まだしんどい時期でもありました。

場所は提供するのでアイヌである誰かがやってくれないかと思いましたが、その話は進まず、その後もポンペ氏から「あなたがやればいいでしょう」「(アイヌでなかろうが)とにかく出して食べてもらう知ってもらう事が大切なんだ」と何度も言われ…
二風谷のアシリ・レラさんの「アイヌは人間という意味。アイヌの血が入っていない人などどこにも居ない」という言葉も胸に響き…

その場では「わかりました、やります」と言いつつもなかなか動き出せず、1年以上経ってしまいました。

その間、自分なりにアイヌ料理の勉強をし、ポンペさんの姪である昭子さんにも直々に教えていただき、何度か友人たちに試食してもらい「こういう体験は貴重だからちゃんとやったほうがいい」と感想をもらい
わたしの中でも「飲食店をやるのではない、あくまでもアイヌ文化を知ってもらうきっかけとしての『アイヌ料理』なんだ」と思えるようになって来ました。

正直なところ、アイヌ事業を利用している和人を見て来てそれに嫌悪感があり、自分も同じように思われるのが嫌だったのですが…
わたしが伝えたいのはアイヌの暮らし方であり、それに興味を持ってもらうためにみんなが馴染みやすくわたしの得意分野でもある『料理』という方法を取るんだ!と腹をくくりました。

 

ひとくちにアイヌ料理といっても絶対的定義があるわけではありません。
土地によって家庭によって違いもあります。
わたしが教わり学んだもの、そしてみなさまに提供出来るものはほんの一部だと思います。

また、調理法や味付けは伝統的なものを選んでいます。
現代風にアレンジする(例えば味噌や醤油やバターを使う、フライにする等)ことはいくらでも可能ですが、あくまでも和人が入る前、アイヌの人々が自分たちで作れていたであろう料理を再現することにしました。
なので、基本味付けは塩、香草、脂などです。
多分、現代人からすると味が無いように感じると思います。
美味しく無いと思うひともいるでしょうし、二度と食べなくて良い、もあるかもしれません。
しかし、何度も言うようですがわたしたちの目的は「美味しいものを出してリピーターを作って儲けよう!」ではなく「アイヌの暮らしを味わってもらう」ことですので、それで良いのです。

料理はあくまでもきっかけ。


日々自然と共に暮らし
季節と一緒に食べるものや食べ方も移ろい
ほかのコタン(村)のひと達や山の動物達のために採りすぎない、今必要な分だけを採り
また冬にむけての保存食を作り
その保存食を冬場にどうやって食べるのか、などなど。

今だから知っておきたい暮らし方を伝えたいと思っています。

わたしから伝えられることはもちろん全てお話していきますが、
是非、ポンペ氏から直接話を聞く事が出来るコース(『アイヌ料理と音楽に触れるコース』『一日まるごとアイヌ文化コース』)をオススメします。
講演会などで聴く話より、普段の何気ない会話の中に、感動が待っています。

わたしが一番みなさんに言いたいのは「ポンペさんに会いに来て!!」それだけなのかもしれません。

 

 

NPO法人 ハチドリ

北海道札幌市西区発寒3条4丁目2-1 011-664-5390 info@hachidori.me
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