7/23オープン!!『アイヌ料理店 ウパシ』

アイヌ料理ってどんなもの?

最近は大ヒット漫画でも紹介されるなど注目を浴びているアイヌ料理ですが、地元北海道のひとたちにも『なにがアイヌ料理なのか』意外と知られていないようです。
ましてや実際に食べたり、作ったりしたかたは多く無いかもしれません。

アイヌ文化を知っていただくひとつのきっかけとして、NPO法人ハチドリでもアイヌ料理を提供することにしました。

ただ食べるだけじゃなく、自分で作ってみる、アイヌ文化にも触れてみる、いろんなバリエーションをご用意しました。

料理をきっかけに、アイヌ文化や自然と共生した暮らし方を知っていただければと思います。

 

 

○アイヌ料理を食べてみるコース / ひとり1,000円
(約一時間 一名から二日前までに予約)

 
・伝統的なアイヌ料理を提供します。
料理は季節によって内容は変動します。料理の説明がつきます。

 

○基本的には雑穀ごはん・オハウ(汁物)・ラタシケップ(南瓜や芋の煮物)・コンブシト(団子の昆布和え)に、季節の野菜数品がつきます

 

 

 

 

○アイヌ料理を作って食べるコース / ひとり2,000円
(約二時間 二名から二日前までに予約)

 
・伝統的なアイヌ料理を指導のもと実際に自分で作ってみて(一部の行程になります)、食べるコースです。
季節によって内容は変動します。料理の説明がつきます。

 

○ペネイモ(凍った芋の団子)を丸める  

 

○シカ肉のチタタプ、コンブシトの昆布をすり潰す等

 

 

 

 

○アイヌ料理とアイヌ音楽に触れるコース / ひとり3,500円
(約三時間 4名から一週間前までに予約)

・伝統的なアイヌ料理を指導のもと実際に自分で作ってみて(一部の行程になります)、食べて、
・アイヌ音楽のライブを聴くコースです。
料理は季節によって内容は変動します。料理の説明がつきます。
・アイヌの伝統的な衣装を来て写真撮影が出来ます。
・ムックリやトンコリの演奏やお話を聴く事が出来ます。

 

 ○アイヌ音楽の代表的な楽器「ムックリ」

   

  ○民族衣装でツーショット                    

 

   ○ライブも楽しめます

  

 

 

 

○一日まるごとアイヌ文化に触れるコース / ひとり5,000円
(約五時間 4名から一週間前までに予約) 

・伝統的なアイヌ料理を指導のもと実際に自分で作ってみて(一部の行程になります)、食べてアイヌ文化(選択)に触れ、アイヌ音楽のライブを聴くコースです。
料理は季節によって内容は変動します。料理の説明がつきます。
・アイヌの伝統的な衣装を来て写真撮影が出来ます。
・ムックリ作りやアイヌ刺繍などを学ぶことが出来ます。(制作した物はお持ち帰り出来ます)
・ムックリやトンコリの演奏やお話を聴く事が出来ます。

 

 ○ムックリやトンコリの演奏法を教えてもらうことも     

  

○伝統的な料理法を学ぼう

  

   ○刺繍はコースター程度の大きさです

  

 

  Myムックリを作ってみよう!

 

 

 

アイヌ料理及びアイヌ文化の監修・指導

アイヌ文化 監修・指導 石井ポンペ 

1945年生まれ。 穂別イナエップ出身。アイヌ協会札幌支部の結成に参加。
北海道アイヌ協会札幌支部長、支部役員を歴任。 石狩カムイノミ実行委員会代表。
インカルウシペ・カムイノミ実行委員会祭司。
ムックリ、トンコリの演奏、木工などのアイヌ民族の文化の担い手。
1992年にサハリンを訪問し、サハリンアイヌ、北方諸民族とも交流。
原住・アイヌ民族の権利を取り戻すウコチャランケの会代表。NPO法人ハチドリ理事。

 

 

アイヌ料理監修 徳田昭子

1957年生まれ。穂別イナエップ出身。石井ポンペの姪。
自分がアイヌであることに誇りを持っていた母親に幼少の頃からアイヌの暮らし方を学ぶ。
伝承者の居なくなりつつある伝統的なアイヌ文化を伝えるため叔父である石井ポンペと共に活動中。

 

 

 

☆完全予約制 下の予約フォームをご利用ください。
☆時間は11時〜21時の間でランチやディナーに絡めてセッティング自由。
☆ディナー時はトノト(アイヌのお酒)を出す事も可能です。(別料金)
☆なんでもお気軽にご相談ください。

 

質問、ご相談はメールにて info@hachidori.me


 

アイヌ料理 ウパシ 予約フォーム

ウパシは完全予約制です。こちらから予約をお願いいたします。※現在は7月23日18時以降から受付中

 

アイヌ料理をつくるにあたって

NPO法人ハチドリ 代表理事 紀國雪子より

 

当NPO理事である石井ポンペ氏から「札幌にアイヌ料理を食べられる店が無いのはおかしい。君がここでやりなさい。」と言われたのは、大麻料理の店「ゆきはな」を休業してすぐでした。

それまでもポンペ氏と一緒に山に入っては山菜や木の実やきのこを採り、沼に入って菱の実を採り、鹿肉や鮭が手に入れば、またその調理法や食べ方を学んで来ましたが、「和人である私」が「アイヌ料理」として料理を作ってひとに出すということはかなり気が引けました。
疲れてやめた飲食店を再開するのも、まだしんどい時期でもありました。

場所は提供するのでアイヌである誰かがやってくれないかと思いましたが、その話は進まず、その後もポンペ氏から「あなたがやればいいでしょう」「(アイヌでなかろうが)とにかく出して食べてもらう知ってもらう事が大切なんだ」と何度も言われ…
二風谷のアシリ・レラさんの「アイヌは人間という意味。アイヌの血が入っていない人などどこにも居ない」という言葉も胸に響き…

その場では「わかりました、やります」と言いつつもなかなか動き出せず、1年以上経ってしまいました。

その間、自分なりにアイヌ料理の勉強をし、ポンペさんの姪である昭子さんにも直々に教えていただき、何度か友人たちに試食してもらい「こういう体験は貴重だからちゃんとやったほうがいい」と感想をもらい
わたしの中でも「飲食店をやるのではない、あくまでもアイヌ文化を知ってもらうきっかけとしての『アイヌ料理』なんだ」と思えるようになって来ました。

正直なところ、アイヌ事業を利用している和人を見て来てそれに嫌悪感があり、自分も同じように思われるのが嫌だったのですが…
わたしが伝えたいのはアイヌの暮らし方であり、それに興味を持ってもらうためにみんなが馴染みやすくわたしの得意分野でもある『料理』という方法を取るんだ!と腹をくくりました。

 

ひとくちにアイヌ料理といっても絶対的定義があるわけではありません。
土地によって家庭によって違いもあります。
わたしが教わり学んだもの、そしてみなさまに提供出来るものはほんの一部だと思います。

また、調理法や味付けは伝統的なものを選んでいます。
現代風にアレンジする(例えば味噌や醤油やバターを使う、フライにする等)ことはいくらでも可能ですが、あくまでも和人が入る前、アイヌの人々が自分たちで作れていたであろう料理を再現することにしました。
なので、基本味付けは塩、香草、脂などです。
多分、現代人からすると味が無いように感じると思います。
美味しく無いと思うひともいるでしょうし、二度と食べなくて良い、もあるかもしれません。
しかし、何度も言うようですがわたしたちの目的は「美味しいものを出してリピーターを作って儲けよう!」ではなく「アイヌの暮らしを味わってもらう」ことですので、それで良いのです。

料理はあくまでもきっかけ。


日々自然と共に暮らし
季節と一緒に食べるものや食べ方も移ろい
ほかのコタン(村)のひと達や山の動物達のために採りすぎない、今必要な分だけを採り
また冬にむけての保存食を作り
その保存食を冬場にどうやって食べるのか、などなど。

今だから知っておきたい暮らし方を伝えたいと思っています。

わたしから伝えられることはもちろん全てお話していきますが、
是非、ポンペ氏から直接話を聞く事が出来るコース(『アイヌ料理と音楽に触れるコース』『一日まるごとアイヌ文化コース』)をオススメします。
講演会などで聴く話より、普段の何気ない会話の中に、感動が待っています。

わたしが一番みなさんに言いたいのは「ポンペさんに会いに来て!!」それだけなのかもしれません。

 

 

NPO法人 ハチドリ

北海道札幌市西区発寒3条4丁目2-1 011-664-5390 info@hachidori.me
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