【アイヌの家「チセ」を建てる】〜第二回 茅を刈る

チセ作りWSの全容についてはコチラ→https://goo.gl/gXFiZ2 をごらんください

チセを建てる、第二回目は屋根、壁に使用する「茅」の採取です。

以前はその地域いくらでも手に入った(なので建材として利用された)茅ですが、河川工事や山の開発が進んだ現代ではすっかり入手困難になりました。
今回は数少なくなった茅場を何カ所か移動しながら、刈って行きます。

夜は温泉に浸かり、みんなでアイヌ料理を作って食べ、実際にチセを建てている様子を収めたDVDを鑑賞、ポンペさんからムックリやポンコリの弾き方を教えてもらいましょう!

【日時】
12月2日(土)10:30〜17:00
3日(日)9:00〜16:00(両日共昼休憩あり)
2日は10時現地集合〜受付。

【場所】平取町二風谷 お申し込みのかたに詳しい住所と行き方をお知らせします。
公共交通機関利用の場合はご相談ください。

【受講料】
☆ハチドリ会員2,500円 一般3,000円


『泊まりがけは無理』、『どちらかだけなら参加出来る』といったご意見がありましたので、2日or3日どちらかだけの参加も可能といたしました。
参加費は半額になります。
お申し込みフォームの備考欄に「◎日のみ参加」とご記入ください。



※宿泊はチセ(希望者のみ)、または近くの民家(一棟借りします)。
宿泊費は無料。
近くの温泉宿や旅館などを希望のかたは各自予約してください。
※現地から車で10分ほどで天然温泉あり。(420円)
※2日の昼食はご持参ください。
2日の夕食はみんなでアイヌ料理を作りましょう!
3日の朝食昼食は共に簡単なものを用意します。(アレルギーや食べられないものがある場合は事前にご相談ください)

【持ち物・服装など】
汚れても良い、丈夫な服装と靴で。
カマ、寝袋をお持ちの方は持参。2日の昼食。
温泉希望のかたはお風呂道具。

【申し込み】申し込みフォーム→https://www.secure-cloud.jp/sf/1413542510wHjtJmgn 
から件名を『チセづくり』としてお申し込みください。
ご相談は備考欄をご利用ください。

 

アイヌ料理をつくるにあたって

NPO法人ハチドリ 代表理事 紀國雪子より

 

当NPO理事である石井ポンペ氏から「札幌にアイヌ料理を食べられる店が無いのはおかしい。君がここでやりなさい。」と言われたのは、大麻料理の店「ゆきはな」を休業してすぐでした。

それまでもポンペ氏と一緒に山に入っては山菜や木の実やきのこを採り、沼に入って菱の実を採り、鹿肉や鮭が手に入れば、またその調理法や食べ方を学んで来ましたが、「和人である私」が「アイヌ料理」として料理を作ってひとに出すということはかなり気が引けました。
疲れてやめた飲食店を再開するのも、まだしんどい時期でもありました。

場所は提供するのでアイヌである誰かがやってくれないかと思いましたが、その話は進まず、その後もポンペ氏から「あなたがやればいいでしょう」「(アイヌでなかろうが)とにかく出して食べてもらう知ってもらう事が大切なんだ」と何度も言われ…
二風谷のアシリ・レラさんの「アイヌは人間という意味。アイヌの血が入っていない人などどこにも居ない」という言葉も胸に響き…

その場では「わかりました、やります」と言いつつもなかなか動き出せず、1年以上経ってしまいました。

その間、自分なりにアイヌ料理の勉強をし、ポンペさんの姪である昭子さんにも直々に教えていただき、何度か友人たちに試食してもらい「こういう体験は貴重だからちゃんとやったほうがいい」と感想をもらい
わたしの中でも「飲食店をやるのではない、あくまでもアイヌ文化を知ってもらうきっかけとしての『アイヌ料理』なんだ」と思えるようになって来ました。

正直なところ、アイヌ事業を利用している和人を見て来てそれに嫌悪感があり、自分も同じように思われるのが嫌だったのですが…
わたしが伝えたいのはアイヌの暮らし方であり、それに興味を持ってもらうためにみんなが馴染みやすくわたしの得意分野でもある『料理』という方法を取るんだ!と腹をくくりました。

 

ひとくちにアイヌ料理といっても絶対的定義があるわけではありません。
土地によって家庭によって違いもあります。
わたしが教わり学んだもの、そしてみなさまに提供出来るものはほんの一部だと思います。

また、調理法や味付けは伝統的なものを選んでいます。
現代風にアレンジする(例えば味噌や醤油やバターを使う、フライにする等)ことはいくらでも可能ですが、あくまでも和人が入る前、アイヌの人々が自分たちで作れていたであろう料理を再現することにしました。
なので、基本味付けは塩、香草、脂などです。
多分、現代人からすると味が無いように感じると思います。
美味しく無いと思うひともいるでしょうし、二度と食べなくて良い、もあるかもしれません。
しかし、何度も言うようですがわたしたちの目的は「美味しいものを出してリピーターを作って儲けよう!」ではなく「アイヌの暮らしを味わってもらう」ことですので、それで良いのです。

料理はあくまでもきっかけ。


日々自然と共に暮らし
季節と一緒に食べるものや食べ方も移ろい
ほかのコタン(村)のひと達や山の動物達のために採りすぎない、今必要な分だけを採り
また冬にむけての保存食を作り
その保存食を冬場にどうやって食べるのか、などなど。

今だから知っておきたい暮らし方を伝えたいと思っています。

わたしから伝えられることはもちろん全てお話していきますが、
是非、ポンペ氏から直接話を聞く事が出来るコース(『アイヌ料理と音楽に触れるコース』『一日まるごとアイヌ文化コース』)をオススメします。
講演会などで聴く話より、普段の何気ない会話の中に、感動が待っています。

わたしが一番みなさんに言いたいのは「ポンペさんに会いに来て!!」それだけなのかもしれません。

 

 

NPO法人 ハチドリ

北海道札幌市西区発寒3条4丁目2-1 011-664-5390 info@hachidori.me
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